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教育プログラム・コース

本事業では、以下の目標の達成を目指し、3つの教育プログラム・コースを設定します。

達成目標

1 計画の5年間で、肝移植手術の第一助手以上となることができる医師を、コース開始前に比べて、各大学で3人以上、執刀できる医師を一人以上育成する。
2 各施設の移植後1年生存率が全国平均を上回る状態がこのコース実施中維持される。
3 開設する講習会、勉強会にコース参加者の80%以上が参加する。事業開始後、脳死肝移植における臓器摘出に、認定の各大学が毎年、最低1回は関与する。
4 移植病理医が、各施設に最低1名は存在し、連携して診断にあたる体制が構築できる。
5 各施設で1名以上、レシピエントコーディネーターが増加する。

教育内容の特色等(新規性・独創性等)

 肝臓移植を担う外科医を養成するプログラムは今まで存在せず、各大学において、外科医教育の一環として徒弟的に養成がなされてきた。今回申請する養成プログラムは、今まで時間をかけて診療科単位で養成をおこなってきたものを、システマティックに履修時間を設定して養成する点が本プログラムの独創的であり新規な点である。現在国内では年間総数450例程度の肝臓移植が行われているが、この限られた症例を、後進の養成のためにレベルを担保しながらより有効に用いて、より広い範囲に均質な高度医療として普及させることを意図している。また、肝臓移植チームとして必須かつ不足している、病理医とコーディネーターを同様なシステムで短期に実務経験を積んだ戦力として養成する点でも新規な取り組みである。


履修生の声、評価委員会からの意見を「活動報告」に掲載しております。

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