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平成29年11月25日 第31回日本エイズ学会でSNUC-LT共催セミナーが開催されました。

平成29年11月25日午後6時40分から、第31回日本エイズ学会学術集会において、SNUC-LTの共催イブニングセミナーが開催され、米国、ジョンスホプキンス大学のDorry Segev教授による、"Realizing HOPE: The Ethics of Organ Transplantation From HIV-positive donors"の講演が行われました。教授は、元来、big dataを移植社会に還元するような仕事を継続的にされてこられた方とのことです。会場には、エイズ学会関係者や当SNUC-LT関係者のほか、日本移植学会の江川裕人理事長も来場聴講され、Segev教授の、肝臓や腎臓の移植臓器としてHIV陽性ドナーを用いるという、先進的かつ、米国の法の変更さえ実現する、医学医療の世界だけでは無い、地に足の着いたチャレンジが、わかりやすく紹介されました。司会を担当され、Segrev教授を招聘された、SNUC-LTのファカルティー委員でもある長崎大学の江口晋教授も、「国内の死体臓器移植では、HCV陽性ドナーからの臓器提供もまだ可能ではないが、そのような方向へ進んでいく戦略もご教授いただいた」と感謝の辞が述べられました。

当日の写真はこちら➡

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