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平成30年1月21日 Meet-the-Expertを開催しました。
2018.01.26
ＴＫＰガーデンシティ新大阪にて、Meet-the-Expertを開催しました。本プログラムで初の企画で、履修生を中心に全施設からの手術手技のご発表をいただき、チューターなどExpertを交えて、時間を取って細かく議論し実践に活かそうとするものです。今回は、肝移植の基本である、静脈系の吻合手技を取り上げ、門脈、肝静脈の各吻合について手術手技の基礎から実践まで、議論を深めました。まず、長崎大学江口教授から、基調となる、手技の基本を講義していただき、その後各施設ごとの方法、あるいは種々な場面での応用、などについての発表と討論を行いました。普段の学会ビデオセッションとは異なり、運糸の仕方、摂子や持針器の使い方に至るまで、非常に基本的なことを含めて白熱の議論が繰り広げられました。千葉大学からは、肝胆膵外科での血管再建のご発表でしたが、みごとに肝移植手術とリンクしていることが議論で浮かび上がりました。各施設はもちろん、術者個人によってもやり方や考え方が違うことが示され、普段やっていることを見つめ直して言葉で説明し伝え合うことの大切さも学びました。講師やチューターを含めて多くの先生から、楽しく堪能し、また勉強になったというメールをいただき、とてもうれしく思っております。
まだ次回は未定ですが、異なるテーマを設定して同様な企画を考えたいと思います。乞うご期待！
（猪股裕紀洋）
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