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平成30年2月19日 第19回Web病理検討会が開催されました。
2018.02.26
平成30年2月19日 午後6時から、第19回、本年度第7回のweb病理検討会が開催されました。通例通り、標本が長崎大学安倍先生によりバーチャルスライド供覧され、熊本大学の山本栄和先生の司会、京都大学羽賀博典教授の診断コメントの御担当のもと、今回は、新潟大学から、Wilson病での肝移植後11年経過した肝機能異常の症例の病態検討、熊本大学から、再移植を受けた症例から4例を選んでの再移植時の病態についての検討をいただきました。新潟大学の症例は、慢性拒絶の早期相と診断され、免疫抑制強化が必要ではないか、という示唆が得られました。熊本大学の症例提示は後方視的検討でしたが、4例中3例が門脈閉塞例であり、時期、再移植までの期間で変化があるものの、門脈域の繊維性拡大、血管の狭小化、脂肪肝、結節性再生性過形成(NRH),細胆管増生、などがその所見として特徴的、という御教示をいただきました。なお提示症例のスライドと画像音声の記録は、V−Cubeテレビ会議システムの一覧に収納されていますので、各自自由にログインの上、ご覧下さい。不明な点がありましたら、猪股までお知らせ下さい。
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