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令和3年3月31日 今年度のSNUC-LTと今後につきまして

先日、本年度修了の外科履修生2名にそれぞれ修了証をお渡しし、文科省5年間プラス熊本大学病院支援期間2年間を終了することとなりました。これまで足かけ7年、ご参加いただきました多くの皆様に心から感謝申し上げます。

本年度は、COVID-19の影響で、肝移植学会も延期のうえ誌上開催となるなど、SNUC-LTの事業遂行にも大きな制約がかかる1年でした。そのような中、Web病理検討会、肝移植学会での共催プログラム(web配信)、そしてブタを用いた実習など、最小限の活動を行いました。教材として、「講義」のところに最近2年間の熊本大学支援期間に行われたWeb病理検討会のテレビ会議の録画4本、「講演会」のところに、2月に録画配信された第38回日本肝移植学会での共催WSの10編の発表をそれぞれアップしております。関係者は自由に視聴できますのでご利用ください。視聴に不都合があるようでしたら、猪股までお知らせください。

熊本大学病院のご厚意により、今後も、本年の第39回日本肝移植学会(6月24-25日 岡山大学八木孝仁教授御主催) が終了する7月まで、SNUC-LTのHPはこのまま維持されます。よって、教材の視聴や、手術カレンダーの随時入力も可能ですので、是非ご利用ください。また、令和2年度の活動報告や、履修生の声、評価委員の講評なども例年通り、早々にアップして参ります。

すでにお知らせのように、本プログラムは、何らかの形で、日本肝移植学会に移譲される方向性が決定しております。まだ具体像はわかりませんが、少なくとも将来の礎にはなろうと存じます。特に履修された若い先生や看護師さんたちは、望めばこれから数十年の肝移植医療の道が開けています。SNUC-LTの経験が、その中で少しでも活きることがあれば、お世話してきた者として望外の喜びです。培われた貴重な絆も糧に、ますますのご発展をお祈りいたします。

 文責 事業実行責任者  猪股裕紀洋

(yino@kuh.kumamoto-u.ac.jp)

 

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