平成26年度

平成26年度の総括

評価委員会委員からの意見

旧六に指導施設も加わって外科医、それも術者を育てるという計画であるが、個々の施設でのプログラムを凌駕するプログラムを連携の中でどのように作るかさらに検討することが必要である。その際には、学長病院長などのリーダーシップもてこに、人事上の協定のようなものを結んで外科医の交換養成を行うような連携を実質化させて方略を考えるようにしてはどうか。また治療成績の向上も謳っているが、その維持のために、難渋症例を率直に議論し反省し合えうような討議の場をつくってはどうか。要するに、このプログラムが、旧六が集まっているということをキーワードに、既存の養成システムを越えたものになっていただきたい。

どのようなレベルの外科医養成を目標にするのかをより明確にするように。また高いレベルを考えれば、一カ所で長期滞在し研修をするような、単なる見学以上の修練を課すべきではないか。同じビデオを作るにしても、単なる技術の供覧以上に、修練者の目線での記録として残し供覧してはどうか、また他にも多くある講習会やシミュレーションとタイアップして養成に活用するすべも検討するべきである。

目標をより明確にして、それを目指す方法を考え、さらに、評価を検討するように。

外科医養成において、若い医師たちに、手(=手術経験)を使ってもらって向上してもらうのが、モチベーションを高めるために最善ではないか。

患者の立場として、5年間のプロジェクトで結果を出し、修練をうけた医師が全国に生まれて、どこでも間違いない手術を提供され、かつこれが永続的なプロジェクトとして結実してほしい。

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