平成26年度

平成26年度の総括

履修生の声

<H26年度第一期外科医履修生>

事業開始以降、他施設での実習に参加し、生体肝移植や脳死肝移植の実際を経験し、また、各施設でそれぞれの先生からの講義もうけることができました。このような他施設での手術や管理上の細かいところを学ぶことができる機会は貴重であり、自施設の若手にもレポートを作って伝授しています。また、臨床のみならず、実験的な研究にも触れることができて学術的にもためになります。急な依頼にも快く受け入れていただき、施設を跨いでの同世代外科医とのつながりが醸成されることも貴重です。各施設でのビデオ撮影時に、自分自身が入った場面が記録されていると、あとで参照してフィードバックしやすいことが期待され検討してみてほしい。また、他の履修生の活動実態がわかり合えるようなシステムがあるとお互いに励みになる点もあるかもしれないと思います。来年度も多くの施設で学びたいと考えていますのでよろしくお願いいたします。

2施設で、密度の濃い実習をさせていただく機会を得ました。手術の助手に入るばかりでなく、術後の管理なども深く勉強することができ、自施設との違いも目の当たりにしてたいへん勉強になりました。豚を用いた2回の手術シミュレーションでは、1回目が臓器摘出として一人1頭の執刀を行い、また2度目では移植も含めたシミュレーションを行う事ができ、実際の手術に即した経験を、自らすることができました。 まだ他に行っていない施設もまだ多いので、来年度もよろしくお願いいたします。

私は、症例のキャンセルなどもあり、他施設での肝移植実習は本年度行えていませんでしたが、自施設では、生体、脳死の肝移植をそれぞれ経験しております。また、豚を用いた手術実習では、実際の臨床例にフィードバックできる内容であったと思いますので、今後も継続的に参加できればと思います。各履修生同志が積極的に連絡を取り合って情報交換をし、またお互いの履修の進捗状況なども解ればいいかなと思います。キックオフミーティングのときに、ビデオを利用した手術技量の向上についての提案があったと思うので、今後どう活かすか検討いただきたいと思います。

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